当会は創立70周年を迎えた横浜市立大学山岳部のOB、OGによる親睦団体です。

山岳部の歩みhistory

1994年

第3次天山山脈トムール峰遠征

 隊 名 称 第3次天山山脈トムール峰(7435m)遠征
 西 暦・月 1994年7月〜8月
 隊   長 吉田宣明(山岳部OB)
 隊   員 田村康一(山岳部・探検部OB)、吉見敦司(山岳部・探検部現役)、中里雄一(亜細亜大山岳部)
 行 動 概 要 高温による氷河の融解で、BCまでのキャラバンに予定の3倍の日数がかかる。
吉田の体調不良、田村のケガ等の要因もあって、吉見と中里の2人によるアタックとなる。
登山期間中、続いた降雪により、核心部雪壁の状態が悪く登頂断念。最高到達地点5400m。
 報 告 書 『'94・天山山脈トムール峰登山隊報告書』天山登攀倶楽部トムール峰登山隊編(1996年)
 報 道 等  神奈川新聞
 備   考 天山登攀倶楽部として現役、OBが参加。






パミール高原ムスターグ・アタ峰遠征

 隊 名 称 パミール高原ムスターグ・アタ峰(7546m)遠征
 西 暦・月 1994年6月〜7月
 隊   長 吉田宣明
 隊   員 田村康一、吉見敦司、中里雄一
 行 動 概 要 トムールを短期速攻で登るため、事前の高所訓練として行った遠征。
吉田隊長のほか、吉見、田村、亜細亜大学山岳部から中里雄一が参加。
登頂は吉見1名。他のメンバーは標高6千メートル程度のキャンプに滞在し、高度順化を得る。
 報 告 書  『'94・天山山脈トムール峰登山隊報告書』天山登攀倶楽部トムール峰登山隊編(1996年)
 備   考 天山登攀倶楽部として現役、OBが参加。




1992年

第2次天山山脈トムール峰遠征

 隊 名 称 第2次天山山脈トムール峰(7435m)遠征
 西 暦・月 1992年7月〜8月
 隊   長 吉田宣明
 隊   員 田村康一、佐藤修史(探検部OB)、吉見敦司、稲田俊(山岳部・探検部現役)、真庭博之(ワンゲルOB)、相木美香(BCマネージャー)
 行 動 概 要 90年とほぼ同じ位置からの雪崩により、C2(5100m)が隊員ごと吹き飛ばされる。
C2に滞在していた田村、稲田、真庭は軽傷ですんだものの、テントやシュラフ等の装備を失う。
後日、田村、佐藤、稲田の3名で再アタックを試みるが、降雪が続き断念。最高到達地点5800m。
 報 告 書 『'92・天山山脈トムール峰登山隊報告書』天山登攀倶楽部トムール峰登山隊編(1993年)
 報 道 等 神奈川新聞
山岳年鑑94
 備   考 天山登攀倶楽部として現役、OBが参加。



1990年

天山山脈トムール峰遠征

 隊 名 称 天山山脈トムール峰(7435m)遠征
 西 暦・月 1990年7月〜8月
 隊   長 西堀秀二(山岳部OB)
 隊   員 井上誠、吉田宣明、永易量行、片岡実、森下市朗(山岳部OB)、堀井昌子(医学部山岳部OG)、宮崎捷二、河合武臣、高松康夫(探査会・探検部OB)、田村康一、伊東昌彦(山岳部・探検部現役)、吉見敦司
 行 動 概 要 最高到達点6450m。8/11未明、標高5800mのC3がブロック雪崩に遭う。
C3に滞在していた西堀秀二隊長、井上誠登攀リーダー、伊東昌彦隊員が行方不明となる。
吉田宣明捜索隊長のもと、地上やヘリコプターからの捜索を行うが、3名を発見できず、登頂も断念。
 報 告 書 『'90・天山山脈トムール峰登山隊報告書』横浜市立大学天山踏査の会編(1991年)
 報 道 等  神奈川新聞
 備   考 横浜市立大学天山踏査の会として現役、OBが参加。



1959年

知床半島登山隊・調査隊

 隊 名 称 知床半島登山隊・調査隊
 西 暦・月 1959年7月19日〜7月30日
 隊   長 大野迪朗(登山隊)
 隊   員 福島博、会沢勝夫、阿川良次、浅見英紀、石下裕子、一戸正憲、伊藤宏、伊吹明郎、入倉基一、大野榧、大野正夫、加藤賢三、河野由夫、小池敦、児島瑞夫、佐竹慶介、竹端節次、寺島和光、中林茂夫、中村英之、藤沢伸司、蒔田徳太郎、丸山晃、宮崎博文、森下市朗、山岡貞夫、山形裕昭、山岸俊彦、山田勇、若林稜子、高橋秀雄(大町山岳博物館)、本多勝一(朝日新聞北海道支社)、松下昭(フジテレビ)
 行 動 概 要 北海道知床半島の夏期初縦走(羅臼より半島突端まで)をなしとげ、同時に同半島における動植物の調査、ポロモイ大地池沼の陸水学的調査、番屋を中心とした同半島の人文地理学的調査を行った。
 報 道 等  『北海道探検記 』本多勝一著(朝日文庫/1990年)
 備   考 横浜市立大学教員、山岳部、探査会学生部、報道機関等による混成隊。





バナースペース

横浜市立大学山岳部OB会HP管理人

Mail:tmr7435@outlook.jp
(田村康一/1990年卒)